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関東入間屋一家


一家概要書

設立背景

合同会社関東入間屋一家は、合同会社鬼姫狂団を名称変更する形で成立させた会社です。

基本的には、ほとんど同じ事業目的なので、「同人結社鬼姫狂団世界総本部」の公式電子媒体をお読みください。

「関東入間屋一家」という屋号は、長編映画として企画している空想霊武劇「鬼神童女遊侠伝/まさかり担いだ熊男」に登場する旅館兼道場の堅気の侠客一家の屋号として使用したものです。

「関東入間屋一家」を仕切る「入間原堅次郎」と「入間原清子」の夫妻は、民富田智明とその配偶者が演じることを前提に創造した架空人物であり、そのまま目指すべき将来像と一致するものです。

そのため、いっそのこと、「関東入間屋一家」という屋号を実際に使ってしまおうと考えて、法務局に商号変更登記をしてしまいました。

「鬼姫狂団」の運営と「鬼神童女遊侠伝」シリーズの企画制作販売が根幹であることは変わらず、お凜様への信心が最重要であることは変わりませんが、 「鬼姫狂団」という名称にある宗教色と中二病臭さ、そして女性指向を強調する感じに対して、創始者の民富田智明自身が恥ずかしさを覚えていたのは紛れもない事実であったため、 より堅い印象で伝統を感じ、一般的に通用しやすいであろう「関東入間屋一家」という屋号を会社名としては正式なものとすることにしたのです。

鬼姫狂団は、もともとインターネットから始まった活動なので、非対面の文書画像主義が強く、文書画像としてなら「女の子」を強調することに対して恥じらいを覚えることはありませんでした。

しかし、実際に対面で口頭によって会社名を伝えるときに、「鬼姫狂団」と称するのはやはり恥ずかしいので、「関東入間屋一家」という任侠の世界を踏襲した男臭い名称の方が、心理的な抵抗感がなくていいのです。

同じ教室の女子に話しかけることすら許されないような空気感があり、アイドルが好き、アニメヒロインが好きというだけで、あからさまな軽蔑の目を周囲から受けてきたのが、民富田智明の小学、中学、高校時代の原体験だったので、「本当に好きなのに、女の子っぽい言葉を口に出すのが怖い」という心理は、40歳近くになった今でも結構引きずっているのです。

女子のオタクほど、表面的には一般人であることを装って、オタクであることを隠したがるそうですが、男子なんてあからさまに非オタクの男子や女子から迫害されてきた歴史があるわけでして。

実社会で力を握っている50代や60代や70代の会社役員層ほど、男尊女卑の傾向は強いでしょうし、サブカルを見下して軽視してきたわけですから、表面的にでも「漢」を強調したい、というのはあるのです。

この時代に、高倉健や鶴田浩二の任侠映画にどっぷり染まったような物好きはそうそういないとは思いますが、男の子として生まれたはずなのに女の子っぽいものに興味を持ったりするような、「硬派」さに欠ける民富田智明としては、 せめて「理想像」の上だけでも「侠客」を目指したいという建前として「関東入間屋一家」という金看板を背負って一家名乗りをするのが、心持ちとしては強くなれそうな気がしたのです。

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